ロータリー式打錠機

ロータリー式打錠機

 

ロータリー式打錠機は、連続的にタブレット等の錠剤を成形する装置です。機構的には、円柱の空隙に粉末を充填し、上型を下方向に一定時間押し付けた後、上に戻します。その後、下型を上昇させ、表面に出てきた錠剤を板で系外に掻き出していきます。ロータリー式打錠機は、これらの工程を回転しながら高速で行います。医薬業界の他に製菓業界等、様々な分野で利用されています。

EDEMでは、各治具に対して任意の運動(回転3成分、並進3成分)を時間テーブルで定義できるため、複雑な装置の運動を再現する事ができます。また、錠剤内部の粒子の密度分布や圧力分布、治具に作用する応力分布も確認する事ができます。

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