ソレノイドバルブの解析事例です。
コイルに定常電流を流すことにより、鉄芯同士の互いに引合う力(吸引力)を利用したバルブです。
解析対象は軸対称なので、2次元軸対象モデルを利用しています。
可動鉄芯の位置を準静的な運動条件を用いて、変化させ、可動鉄芯の変位量と吸引力の関係を評価することができます。
![](https://www.terrabyte.co.jp/JMAG/exe-jmag/wp-content/uploads/2021/07/imag-16.jpg)
● 解析結果
吸引力に関連する物理量である表面力密度、磁束密度分布(絶対値)と磁束の流れ(水色線)をプロットしたアニメーションは以下のようになります。
![](https://www.terrabyte.co.jp/JMAG/exe-jmag/wp-content/uploads/2021/07/animation.gif)
![](https://www.terrabyte.co.jp/JMAG/exe-jmag/wp-content/uploads/2021/07/imag-17.jpg)
吸引力と可動鉄芯変位量の関係は右図のようになります。JMAGでは、容易に、このような物理量を取り出すことができます。
![](https://www.terrabyte.co.jp/JMAG/exe-jmag/wp-content/uploads/2021/07/imag-18.gif)