multiphaseInterFoamソルバーを用いてピン型の成形物の洗浄解析を行った。ピンの先端と根本に異なる付着物(2種類の液体A,B)を配置し、ノズルから射出した水によって付着物が流されていく様子を調査した。なおノズルから射出する水の角度を、タイムテーブルで変更した(グラフ1 参照)。
計算は2ケース行い、液体Aの粘度を変更した。
●解析結果
・水と洗浄対象の液体A,B間の界面の拡散/混合が起きないため、液体A、Bが製品から流れ落ちる
現象まで可視化できます。
・いろいろな洗浄対象の物性値を設定する事ができます。
・洗浄条件を変更することで、適切な洗浄条件(水の吐き出し速度、吐き出し方向、ノズルの位置等)
を検討する事ができます。