AnyScript事例研究会 開催レポート
筋骨格解析ソフトAnyBodyのモデリング勉強会、第一回AnyScript事例研究会を開催しました。
AnyScript事例研究会 – 第一回 膝
このたび筋骨格解析ソフトAnyBodyのモデリング勉強会となるAnyScript事例研究会が発足し、第一回目の会合が2021年11月19日にオンラインで開催されました。
AnyScript事例研究会はAnyBodyユーザ向け情報交換会で、実際のユーザ事例を用いてAnyScript (AnyBodyのモデル記述言語)を習得する事例研究の場を定期的に提供しようという企画です。会では、ユーザにAnyScript活用事例をご紹介いただき、課題解決にAnyBodyがどう使われ、どう役に立ったかを説明していただきます。当社はユーザ事例に使われたAnyScriptクラスの実装方法や手順、注意などの補足説明を加え、他のユーザが類似課題をAnyScriptに落とし込む際の具体的なヒントを提供するという順に進行します。
今回は膝をテーマに取り上げました。膝は筋骨格解析の例が多く、AnyBodyによるモデリングの例も多いため、初回テーマにふさわしいと考えました。
久留米大学医療センターリハビリテーションセンターの緒方悠太先生、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科の山縣桃子先生から膝のバイオメカニクス研究に関するユーザ発表を戴き、AnyScript事例モデルについてテラバイト筋骨格技術課の菊池俊彦が補足説明をおこないました。
各発表においては出席者から活発な質問がなされ、会は盛況のうちに予定の2時間が過ぎ、終了となりました。
次回開催は2022年4月、ライブラリ化も
AnyScript事例研究会は、AnyBodyモデル記述言語を使いこなすための実践的な情報提供手段として年に3-4回の開催を予定しています。次回開催は2022年4月を目標に準備を進めています。
また、AnyScript事例研究会の様子はビデオ・ライブラリ化され、AnyBodyアクティブ・ユーザに無償公開される予定です。
どちらも準備が整い次第、ご案内させていただきます。どうぞご期待ください。
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