CEATEC 2022 出展レポート

CEATEC 2022 出展レポート

CEATEC 2022 出展レポート

 テラバイトはCEATEC2022 でAnyBodyRunを出展しました。



音声つきの動画はこちら


CEATEC2022 出展レポート

 当社は、2022年10月18日~21日に幕張メッセで開催された「CEATEC 2022」の”東京ビジネスフロンティア・パビリオン” にブース出展いたしました。

 CEATECは「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」を開催趣旨に掲げ、毎年10月に開催される総合展示会です。「未来を描く」展示会だけあって最新テクノロジーが作り出す近未来社会が垣間見えるようなプロトタイプ・モデルの展示が多く、暗いニュースが多い昨今にあって明るい情報に満ちあふれた展示会でした。



AnyBodyRun

 当社は、筋骨格解析ソフトウェアAnyBodyをクラウドで利用するシステム、「AnyBodyRun」のプロトタイプを展示しました。AnyBodyRunはクラウド型SaaSサービスを想定して開発されており、ブラウザを搭載したインターネット端末(PCやタブレット)で利用します。

 AnyBodyRunは理学療法士のためのランニング指導ツールで、スポーツドクターや理学療法士などのスポーツトレーナーが、クライアントに適切なランニングフォームを指導する際に使います。具体的にはこうです; ①クライアントの体形データを入力し、クライアント体形モデルをシステム内に作成します。②クライアントの走行パターンを観察してシステムに入力します。③クライアント体形モデルを用いたランニング動作解析がおこなわれ、腰部、ひざ、足首などの関節や骨、筋肉、靭帯に生じる運動負荷が画面に表示されます。④走行スピードや上下ホップのリズムなどを変更し、運動負荷がどのように変化するかをシミュレーションして、たとえば膝に故障を抱えているクライアントには膝の負担が軽減されるようにランニングフォームを矯正指導します。 

 従来、トレーナーの個人的経験で行われていた指導に人体動作解析という科学的アプローチを併用すれば、けが予防や病後回復効果の向上が図れて、顧客満足の向上が期待できます。想定ユーザは大学病院の理学療法士やプロ球団のスポーツドクター、アスレチックジムのトレーナーで、月額制のサブスクリプション契約で利用します(国内サービス開始時期は未定)。



サービス事業提供者様むけのシステム開発を承ります

 AnyBodyRunは、クラウド・サーバ上にある動作解析ソフトAnyBodyをブラウザから操作するSaaSシステムです。ランニング動作に特化したシステムになっていますが、あくまでこれはプロトタイプのショーケースで、ランニング以外の動作についても同様の仕組みを構築することができます。スポーツ、ヘルスケア、ライフサイエンスやウェアラブルデバイスなどの分野で、人体にかかる動作負荷データを利用したサービス事業展開をお考えの方は、AnyBodyを使ってどこまでの事ができるか説明させていただきます。お気軽にご相談ください。 お問い合わせ、ご相談はこちら

  CEATEC 2022 は3年ぶりのリアル開催で、主催者によると、4日間の会期中に8万人を超える来場者があり、大盛況でした。


音声つきの動画はこちら




関連記事


筋骨格解析ソフト AnyBodyのページ
AnyBodyオンデマンド紹介セミナー