JSTAMP(ソルバー:LS-DYNA)では、FLD (成形限界線図)による「われ」と「しわ」の評価が可能です。
本事例では、TBロゴ形状のプレス加工の解析をおこないFLD (成形限界線図)にて「われ」と「しわ」を評価します。
モデル概要
ダイのストローク速度を10000 mm/s、ホルダー荷重を1000 kNとします。
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モデル概要
FLD(成形限界線図)コンター図
ダイのストローク速度を10000 mm/s、ホルダー荷重を1000 kNとします。
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FLDの履歴表示
割れ傾向となった要素のFLDの履歴を図3に示します。
この部分は加工時間を通して等2軸引張りに近い状態で加工されていることが分かります。材料が十分に流入しておらず、等2軸引張りに近い状態になったと予想されます。
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FLDコンター図のアニメーション