主に、衝撃解析と呼ばれる分野を担当しています。
例えば、自動車同士が衝突する様子を想像していただければ良いと思います。
ボンネットが複雑にひしゃげ、壊れていく様子が想像できると思います。
このような現象を取り扱う数値計算について、受託計算、ソフトウェアの利用サポートを担当しています。
また、数値計算用モデルを作成するためのツール類についても担当しています。
その他の業務としては、大規模計算機を構築・運用、材料試験機の運用なども担当 しています。
研究テーマとしては、磁場-構造-熱の連成解析を持っており、年に数回、国内外の学会で成果を発表しています。
自分の説明によって、お客様の疑問点が解消することに達成感を感じます。
計算結果の不可解な現象についても、検討を重ね解消することに、やりがいを感じ ます。
学会発表では、社外の技術者との交流もあり、自分の知識の浅さを痛感すると共に、井の中の蛙にならず良い経験が得られていると思います。
妻と食べ歩いたり、観光することが多いです。最近は、ハンバーガー屋さんやインドカレー屋さんを中心に行っています。
話題のコーヒー屋さんに行ってみることもあります。残念ながら、味の微妙な違いは解りませんが・・。おいしいと思った時は、そのコーヒー豆を購入し、家でも楽しんでいます。家族サービスの一環ですね。
ここ数年で若手の社員が増え、社内の雰囲気も変わりつつあります。
ただし、ありきたりかもしれませんが、年齢に関係なく、気軽に相談できる環境です。
定期的なイベント(お花見、研修旅行など)は強制ではありませんが、8割以上の社員が参加しているので、気軽に参加しやすい雰囲気が社内にはあるのだと思います。
積極的な提案(会社にとって将来的に有益となるような提案)は受け入れてもらいやすいと思いますので、気持ちよく働けます。
我々が必要とする能力は
・不明な点、不可解な現象について、論理的に調査・検討し、妥当と思われる結論を導きだす能力
・知識を継続的に吸収する能力、意欲
・正しく日本語を書く能力(=報告書を作成する能力)
・英文を読む能力(英語で書かれたマニュアル、文献が多いので。)
です。これは大学での研究や、論文作成の上で必要とされている能力と同じだと思います。当社の技術部社員は学生時代、理工学部のうち、機械工学を専攻していた方が中心ですが、物理や数学を専攻している方でも、シミュレーションに興味があればぜひチャレンジしてほしいと思います。