ソフト概要
OpenFOAM(Open source Field Operation And Manipulation) は、OpenFOAM財団がGPL(一般公衆ライセンス規約)に準じて提供するライセンスフリーのオープンソース CFDソルバーです。さらにソースコードが全て公開されているため、ユーザーカスタマイズにより不足している機能を自由に拡張する事ができます。このため、市販ソフトに劣らない様々な計算が可能となっており、世界中のユーザーに利用されています。
テラバイトが実施したカスタマイズも含め、OpenFOAMで計算可能な代表的な対象/分野を表にまとめました。また、代表的な分野における解析のイメージ図も示します。
- 溶接・溶断
2. 熱硬化性樹脂(ポッティング)
3. 発泡成形
7. インクジェット
8.DEM(VOF法との連成)
9. 攪拌
10. はんだ
11. 港湾・水理
13. 空調・ビル風
弊社の代表的なカスタマイズ実績と、解析事例に関しましては以下をご覧ください。
カスタマイズ実績のURL https://www.terrabyte.co.jp/OpenFOAM/?page_id=1150
解析事例のURL https://www.terrabyte.co.jp/OpenFOAM/exe-OF/
この様にOpenFOAMでは様々な解析が可能ですが、大元は1989年に英国インペリアルカレッジで開発されたC++研究コードになります。2004年にオープンソース化し、数多くのボランティア開発者が参加するコンソーシアムで開発が進みました。現在では、OpenFOAM foundation (OpenFOAM.org)が常時デバックと機能拡張をおこなっており、OpenFOAMはポピュラーなCFDソルバーに成長しました。OpenFOAM財団はOpenFOAM と関連ドキュメントの版権を持つ英国の法人で、ユーザの利益のためにオープンソースを無料提供しています。なお、OpenFOAM はOpenCFD社の登録商標で、OpenFOAM 財団は2011年に商標使用権を獲得しています。
過去に実施したOpenFOAMの紹介セミナー(録画)は、以下のサイトからご視聴になれます。
タイトル:OpenFOAMオンライン紹介セミナー
URL https://lp.terrabyte.co.jp/webinar
※ 視聴フォームへの登録が必要になります。