容易な操作性
InspirePolyFoamはわかりやすい日本語GUIが用意されており、初めて解析をされる方でも簡単に操作できます。
また、設定項目はシンプルなリボンボタンとなっており、順番に押して設定していくことで簡単に成形の設定ができます。
以下に操作の流れを示します。 5つのステップで解析初心者の方でも簡単に操作できます。
① 製品CADデータをインポートして材料定義…CADデータの種類:CATIA、Parasolid、SolidWorks、STEP、IGES等
② ノズルの定義…径、経路、開始時間と終了時間
③ 金型設定…ベント/金型/ガイド/モールド/インサート
④ プロセスパラメータ選択…発泡速度/ゲル化率/金型の開閉時間/傾斜角
⑤ 解析実行…メッシュサイズ/センサー位置
計算設定から計算実行、結果可視化まで全て同じGUI上で操作できます。
豊富な機能
InspirePolyFoamはシンプルなGUIで構成されていますが、豊富な機能が備わっており、解析担当者の望む解析を行うことができます。
- 発泡特性を含む樹脂物性の設定
- 化学反応、材料の混合比、ゲル化率等の詳細な設定が可能 - ポイントベント(点状のベント)、ラインベント(線状のベント)位置の設定
- ノズル径および移動経路の設定
- ノズルのサイズ、発泡材注入方向、質量流速、材料の流入開始 / 終了時間も設定可能 - 傾斜注入の計算
- 金型を考慮した条件設定
- インサート、ガイダーの設定 - 成形プロセス制御
- 硬化状況の確認
結果処理機能
成形の詳細を知ることができる様々な結果処理機能があります。
- 射出、発泡、硬化プロセス
- 速度、圧力、温度、密度分布
- 金型温度
- 充填時間
- 空気圧
- エアトラップ
- etc
指定したノズル経路により、型内の樹脂の充填状況を確認できます。
型内の発泡状況を確認できます。
(カラーマップの色は速度)
発泡反応の進捗状況や未充填箇所を確認できます。
(カラーマップの色は密度)