材料物性
InspirePolyFoamには、代表的な製品に使用される発泡ウレタン材料のデータベースがいくつか用意されています。
- 車のクラッシュパッド
- 車のシートクッション
- 冷蔵庫のキャビネット etc…
ユーザ定義により、新しいウレタン材料のパラメータを作成することも可能です。
新しいウレタン材料で解析を行う場合、特に、発泡高さの時間変化、温度変化は、ウレタン材料の体積変化を決定する重要な情報となり、次のカップ試験で求めていただく必要があります。
データベースの活用法
材料特性は発泡反応による体積変化を決定するため、解析精度に関係する重要なパラメータの一つです。しかし、ウレタン材料のパラメータは数多くあり、正確な値を求めるには、時間がかかります。そこで、データベースを参考値としてご活用いただけます。データベースから近い材料を選択するだけで計算が行え、ユーザは材料物性の複雑な設定を意識する必要はありません。
より精度を求める場合は、カップ試験などによりパラメータを算出します。
カップ試験
図に示すように、発泡高さ(比容積変化)と温度変化を測定します。試験結果をもとに、実験を再現するシミュレーションのパラメータを決定します。
フィッティングサービス(有償)
カップ試験による試験結果から、InspirePolyFoamの入力形式で材料物性のパラメータをフィッティングするサービスも行っております。