「SMRiT27」において、以下の発表をおこないます。
発表内容
講演日時: 2024年3月4日(月) 16:30 〜 16:50
発表者:新井 弘樹
テーマ:
Numerical Study of Projectile Impacts on Steel Plate Reinforced Concrete Using
概要:
鋼板補強コンクリート(SC)構造物への飛来物衝突解析において、要素削除されたソリッド要素をSPH要素に置き換えることで貫通挙動の現象の再現性が向上することを確認した。
講演日時: 2024年3月4日(月) 16:30 〜 16:50
発表者:藤原 広太(電力中央研究所)
共 著:服部 康男(電力中央研究所)、江口 譲(電力中央研究所)、武久 悟之、人見 大輔
テーマ:
Comparison between 2D/3D simulation of Tornado-like vortex including numerical setup
概要:
竜巻は、急速に回転する気柱を含み、その後上昇流が発生する自然現象である。原子力発電所施設は、風力、吸引圧、飛来物による負荷に対して安全機能を維持することが求められている。このような原子力施設への負荷を予測するために、竜巻の大きさ、最大速度、位置などの特徴的な特性を入力とする工学的な竜巻流モデルがいくつか提案されている。しかし、実際の竜巻の観測が困難なため、 詳細な流れ構造に関する情報は不足している。この問題を解決するために、実験室規模の仮想竜巻モデル、いわゆる竜巻様渦(TLV)を 用いた数値シミュレーション結果の詳細解析が行われている。本論文では、計算設定が流れ構造の結果へ及ぼす影響について議論する。
講演日時: 2024年3月5日(火) 16:05 〜 16:25
発表者:Dan M. Ghiocel(GP Tech), 新田 康男(清水建設), 池田 竜介(清水建設),
堀口 朋裕(テラバイト)
テーマ:
Seismic SSSI Studies for Deeply Embedded SMR With SC/RC Walls Under Severe Earthquakes for Different Soil Site Conditions
概要:
ACS SASSIを用いて鋼板コンクリート(SC)の外壁を有する深く埋め込まれたSMR構造の強地震下での動的挙動を調査した結果を報告する。調査項目は地盤の剛性による影響と、建屋間の相互作用の影響である。建屋間相互作用の検証では、SMRに隣接した鉄筋コンクリート(RC)造の補助建屋モデルを使用した。SC/RC壁の復元力特性および履歴モデルは、米国と日本の規格に従うものを使用した。
講演日時: 2024年3月5日(火) 16:25 〜 16:45
発表者:Dan M. Ghiocel(GP Tech), 新田 康男(清水建設), 池田 竜介(清水建設),
堀口 朋裕(テラバイト)
テーマ:
Nonlinear SSI Analysis Study for RC Building on Soil Site in Tokyo Area in Compliance with JEAC 4601 Recommendations for Structure Modeling
概要:
典型的な鉄筋コンクリート造の原子力補助建屋の構造非線形性を等価線形化法により考慮し、コヒーレントおよびインコヒーレントな地震動入力下での地盤-構造物の相互作用効果を調査した結果を報告する。地盤条件およびコヒーレンス関数モデルは東京地域の記録を使用する。
2024年3月6日(水) 10:55 〜 11:15
発表者:Pierluigi Olmati,村松 晃次(大成建設),竹越 邦夫
テーマ:
A NUMERICAL MODELLING TECHNIQUE FOR STEEL FIBER REINFORCED CONCRETE
概要:
鋼材製繊維で強化された鉄筋コンクリートのモデリング方法の検討と妥当性検証
講演日時:2024年3月6日(水) 15:05 〜 15:25
発表者:桑村 美也子
テーマ:
Study on a Crash Simulation Model for the Protective Member of Flexible Structure
概要:
原子力発電施設にて、竜巻飛来物の防護対策として柔構造防御部材が検討されている。
耐衝撃性能や吸収エネルギー性能に優れた柔構造防御部材を開発するにあたり、重錘の自由落下衝突試験や数値解析が実施されているが、柔構造のモデル化手法は剛構造のものに比べてまだあまり報告されていない。本研究では竜巻防護ネットに対する落錘試験をもとにした衝突解析において、効率的に精度よくモデル化する手法を検討する。
講演日時: 2024年3月7日(木) 11:55 〜 12:15
発表者:竹越 邦夫
テーマ:
Study on the Preparation Methods of the Stress-Strain Curve for Steels
概要:
WES式とASME Boiler & Pressure Vessel Code Sec. VIII Div.2 Annex3-D で提案されている推定式を用いた 鋼材のSSカーブ作成方法を提案し、妥当性を議論する。
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