solidThinking Inspire 概念設計モデリング
機能
主な機能
• トポロジー最適化計算と、確認計算(応力、固有値解析)
• ダイレクトモデリング機能搭載
• 形状内の不要部の削除
• 線形静解析と固有振動解析に対する挙動の把握
• ユーザフレンドリーなインターフェース
• ダイレクトモデリング機能搭載
• 形状内の不要部の削除
• 線形静解析と固有振動解析に対する挙動の把握
• ユーザフレンドリーなインターフェース
■ トポロジー最適化
想定される荷重や拘束条件、実現すべき強度や特性等の制約条件の下で最適な材料の配置(レイアウト)を創出します。
①既存部品の材料コストの低減や軽量化
②斬新な設計(デザイン)の生成
■ 形状作成と簡略化機能
モデリングツールを使用して、ソリッドモデルの作成、変更や不要箇所の削除ができます。
- ・スケッチツール :
- 線、長方形、円、円弧をスケッチすることで部品を作成することができます。
- ・トリム/ブレーク :
- 交差ポイントでスケッチ曲線をカットして削除できます。
- ・ブーリアン演算 :
- ソリット部品の追加や削除、共有部品の抽出を実行することによって、複雑形状を作成します。
- ・デフィーチャー :
- インプリント、ラウンド、フィレット、穴やポケットの削除、パッチやブリッジを作成、または簡略化することができます。
- ・中立面作成 :
- 簡単に単一板厚の薄いソリッド形状から中立面を抽出することができます。
■ 最適化機能
- ・最適化の目的 :
- 『剛性を最大にする』『質量を最小にするか』を選択できます。
- ・応力制約条件 :
- グローバル応力制約条件を適用、最適化時のモデル内の最大応力を制限します。
- ・変位制約条件 :
- 変位制約条件をモデルに適用して、変形量の許容値を考慮した計算が可能です。
- ・加速度荷重 :
- 角速度、角加速度ツールによってモデルの回転速度と回転軸を定義します。また加速度がかかっているモデルをシミュレートすることができます。
- ・温度荷重 :
- モデル内の温度変化の影響をシミュレートします。
- ・OptiStructへのエクスポート :
- より高度な最適化計算を実施するためにOptiStructへのエクスポートが可能です。
その他 機能
■ 接触とアセンブリ機能
- ・接触ツール:
- 近接部品を検出、接合や接触状態を設定することができます。
- ・締結/ジョイントツール:
- モデル内の複数部品を結合して、ボルト、ネジ、ピンやスライディングピンを追加します。
■ 製造及び形状コントロール機能
- ・対称面:
- 対称的な最適化形状を生成します。
- ・周期対称:
- プロペラやタイヤ等、周期的に繰り返される形状を作成します。
- ・型の抜き方向:
- 単一/分離形式の鋳型の抜き方向を適用することで、鋳造の形状を生成します。
- ・押出形状コントロール:
- 型抜き方向に沿って、一定の断面を保持した形状を生成します。
■ 解析機能
- 線形静解析によって、変位、安全係数、降伏率、引張と圧縮、フォンミーゼス 応力、最大主応力を表示することができます。
■ 材料データベース
- 各種のアルミニウム合金、合金鋼、マグネシウム合金、チタン合金、樹脂がデータベースに含まれています。
また、カスタマイズ材料を追加で登録することが可能です。
■ PDMシステムとの互換性
- TeamcenterやWindchill等の製品データ管理システムからモデルを開くことができます。
■ パターンの反復
- 部品インスタンスを使用してモデル内で設計空間が複数回繰り返される場合、パターン反復を自動的に適用して、同一形状のモデルが生成されるようにします。
■ アセンブリ
- 複数のアセンブリ構成を作成できます。それらの異なる部品構成を使用してデザイン案やコンセプトを評価できます。 ボルト、ねじ、ジョイントによる部品の締結も可能です。
Inspire2016 新機能
- 新実装のPolyNURBSツールにより、NURBSジオメトリによって表現された製造に適した設計形状を、簡単なワークフローでトポロジー最適化の結果形状から生 成、CADデータとして使用することができます。
- Results Comparison機能を用いて、複数の荷重条件の結果を同じテーブル上で比較することにより設計の最適な方向を簡単に認識することができます。
- 荷重条件をより精確に表現するために、温度荷重、速度、加速度、重力荷重および強制変位が新しい荷重タイプとして加わりました。
- 新しい中間サーフェスツールを用いることにより、一定板厚を持つソリッド形状から2Dシート形状を作成することができます。
- 座屈解析機能により、曲げや潰れが発生する現象を予測することができます。
トポグラフィー最適化
板金部品の剛性を高めるために、ビード(凹凸)が追加されることがありますが、Inspireのトポグラフィー最適化機能では理想的なビード形状を自動的に創出することができます。 ビードを追加することにより、性能向上だけではなく、基本板厚を薄くすることができるため軽量化の実現も可能です。
- シートパート(面形状)のみ対応
- ビードの幅、深さ、抜き勾配の指定が可能
- 4種類のビードパターンの選択が可能: フリー、直線、同心円、放射状
- ワンクリックで確認解析が行え、ビードの効果に ついて確認が可能
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